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僕はケータイ1本で月15,900円を稼ぎ出したことがあります。
SEO解析ツールも使わず、SEOもよく分からないまま、隙間時間にケータイをポチポチしていただけで1日約500円のお小遣いを得られたのです。
気になりませんか?
今回はどうやってケータイ1本で稼ぎ出したのか?という話をしてみようと思います。
稼げるようになるまで
はじめから順調に稼げたわけではありません。
まずはケータイで稼げるまでの失敗談をお話します。
お小遣いサイトの紹介
はじめは、無料でケータイのホームページが作れるプラットフォームで「お小遣いサイト」の紹介をしていました。
更新したらプラットフォームの新着一覧に載るので、1文字だけ変えて頻繁に更新。ほぼスパムですね。
訪問カウンターが偽装できる謎システムだったので、数字を多く見せることで人気サイトと誤認させることもできました(僕はやっていません)。
ターゲットは、新着一覧から見てくれる人たちです。
しかしアクセスも増えないし、お小遣いサイトに登録してくれる人もいません。
トラフィックエクスチェンジの導入
そこで「トラフィックエクスチェンジ」を導入することにしました。
トラフィックエクスチェンジとは、自分のサイトをサーフ(見に来る)してくれる代わりに、閲覧者にポイントが付与される仕組みです。たくさんの人にサイトを見てもらえることが期待できます。
閲覧者への付与ポイントは、自分もサーフして稼ぐか、ポイントを購入します。
サイトを見てもらうには、とても効率が良さそうな仕組みですよね。
ただ…
一瞬でも確実に自分のサイトを見てもらえるため、宣伝効果に期待できるが、自動サーフ同様に換金目的での利用が多い為、クリック数の割に宣伝効果は少ない。
Wikipedia トラフィックエクスチェンジ
そうなんです。アクセス数は増えても効果はほぼありません。もしサーフが自動なら見られることもないので、まったく意味がありません。
しかも閲覧者にあげるポイントを得るために自分もサーフしないといけないから、とても疲れました。
そのためポイント購入に2,000円突っ込むという無駄金もはたいてしまいました。
転機の訪れ
いくら更新を繰り返したり、トラフィックエクスチェンジにお金を突っ込んでも、ほとんど成果につながらない…。
「これじゃあどうにもならん!」ということで、利用していたゲームサイト(SNS)のアフィリエイトをしようと思い立ちました。
これが稼げるようになったキッカケでした。
案件を変更
案件を扱っているASPを執念で割り出すことに成功し、無事に案件とも提携できました。
利用していたゲームサイトなので熱を込めて紹介でき、我ながらよくできたサイトだったと思います。トップページをサイトマップ型にして個別記事に飛べるようにしました。
10ページくらいの超ミニサイトで、1記事の文字数も300字程度です。
ただ「よし、これで稼げるぞ!」と思いきや、そう簡単には問屋がおろしません。
はじめの3カ月は月1,000円程度。単価が200円だったので、月に5件しか発生しなかった計算です。
検索上位におどり出る
しかしある時、幸運の女神ががひらひらと舞い降りてきました。
アキバを拠点とした人気急上昇中の某アイドルグループのゲームが始まったのです。
テレビCMもしていたので「これはいけるかも!」と記事を追加作成しました。
でもそう簡単にアクセスはきません。当時の僕はSEOの意味さえ知らなかったのですから。
それでもGoogle検索で5ページ目くらいにはいました。
検索されそうなキーワードのタイトルを意識して、目立つようにタイトルの先頭に「●」を付けていた記憶があります。
GRCやサーチコンソールは使っていなかったので、検索順位は自分で検索して確認していました。
日がたつにつれジワジワと検索順位が上がり、ついにドンピシャなキーワードで1ページ目をキープするように。
ケータイ1本で月15,900円を達成
1ページ目をキープできた頃には1日2~3件発生しはじめました。
そしてついに、1カ月に約70件の成果を発生させることができたのです。自身初の「アフィリエイトで月1万円越え」を達成しました。
ちょうど開催されていたASPの報酬ランキングにも入賞したので、特別報酬の1,500円もゲットできました。
ケータイ1本で稼ぐには?
当時の僕のスペックは
- SEOって何?
- ウェブマスターツールって何?
- アナリティクスって何?
これらの言葉さえ知りませんでした。
そんな僕がどうして稼げたのか?
ケータイ1本で稼げた理由
当時はSEOの知識もなく、やみくもにやっていたので分からなかったのですが
- タイミングよくトレンドに乗れた
- Googleのアルゴリズムにハマった
ということだと思います。
もしトレンドに乗れなかったら、稼げていなかったはずです。
ただトレンドのデメリットは、ブームが去ると冷めてしまうということです。事実、数か月後には登録者数は飽和状態となり、発生も少なくなりました。
最終的に案件も終了し、再び0円生活が始まりました。
再現性について
いきなりですが、再現性は一切ありません!
ネタバレをすれば、これは2011年の話です。利用したプラットフォームは「FC2ケータイホームページ」です。
そして使っていたのは「ガラケー」でした。
FC2ケータイホームページは携帯電話で簡単にホームページが作れる無料サービスで、表示はとてもシンプル。ガラケーのメルマガ風のかなり古風なデザインです。
2022年現在も存在していますが、稼ぐ目的ではオススメしません。
SEOで上げるのが、ほぼ無理です。SEOのしようがないし、SSL化もされていないからです。
Googleのアルゴリズムも当時とまったく違います。SNS集客も微妙でしょう。
いま同じことをスマホでしても絶対に稼げません。いないとは思いますが、くれぐれもマネをすることのなきよう。
※ウェブマスターツールとは、現在の「Googleサーチコンソール」のことです。